JUNKO EMOTO

STAGE

ドレス

撮影 神藏美子

財団、江本純子vol.15

ドレス

公演日程
2019年3月27日(水)~31日(日)
上演場所
ギャラリールデコ6F
作・演出
江本純子
出演
内田慈 笹野鈴々音 遠藤留奈 江本純子

□女優は眉を整えてはいけない
□悪意と冗談の取り扱いをよく間違える
□いつも誰かの悪口を言っている気がする
□「売れないな…」と思うことが月に三度以上ある
□罠にはめられたことがある
□誰かが焦るのを見て、焦ることがよくある
□「深い」と言えば浅くなる気がする
□「男はつらいよ」は大嫌いである
□村八分的な飲み会で気が狂いそうになったことがある
□屈辱の処理能力はだいぶ上がってきた
□おじさんによく好かれる
□数々のセクハラを切り抜けてきたが新たなセクハラもすぐやってくる
□達筆の挨拶状を練習している
□「苦労してるんだね」と言われることが年に三度以上ある
□アスペだから病院に行けと言われたことがある
□性の力でのし上がれるとは思わない
□貢物は大事
□毎年、授賞式に着ていくドレスを考えている
□世間は悪魔

全てを吸い尽くす!

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INTRODUCTION

芸術界・芸能界をそれぞれの貪欲さと戦略と執拗なこだわりで生き抜いていく女たちの話です。
彼女たちが「ドレス」を手にするために戦わなくてはいけないことが大きくは二つあります。
ひとつは、世間という悪魔。
もうひとつは芸術ファシズムと名付けてみます。
この凄まじく下品な世界で、ハリボテのセレブリティ「ドレス」を着こなすことに取り憑かれて、壊れていく・・
壊れていくのは目に見えています。そこからです。壊れているからこそ、おもしろい。
そういう状態の人間を、わたしは魅力的だと思うし、応援したいと思います。
(だからこんなトチ狂った人間たちの姿を描きたがるんだなぁ)

芸術を通俗化せよ!誰にとっても公平な芸術でありますように!と願って、
たとえば権威とか人気とか評価とかで、人と人、作品と人を分断することがなくなるようにと作品作りしていますが・・・

それでも「ドレス」が着たい。
憎らしいし、羨ましい。

世間への揺るぎない闘志と揺らぎまくるゲスの精神が常にせめぎ合い、入り乱れています。
そんな揺らぎから、この「ドレス」という作品は生まれました。
(江本純子)


【あらすじ】

小劇場界の過激女優として、同じように注目をされていた内山田萌都子(うちやまだもつこ)=内田慈)と友矢萬寿(ともやまんじゅ)=遠藤留奈)が初対面したのは15年くらい前のとある「授賞式」。
それから今日まで、もつこは戦略的なセルフプロデュースと実直な努力を積み重ねて、「賞」を受賞し、現在はマスメディアを中心に活躍している。
まんじゅは独自のペースで、そこそこ売れたり、調子に乗って失敗したり、取り返しのつかないことも多々やってきた。40歳も手前に差し掛かり、現在は芸術界や芸能界で売れている他者への嫉妬を原動力に表現活動を続けている。

今、テレビでは、俗な対談番組で、結婚だの出産だの仕事だの女性の生き方について、もつこが喋っている。
もつこの隣には、まんじゅの友人である人気エッセイストの矢場耳(ヤバミミ)=笹野鈴々音)。
嫉妬の憎悪が変調しながらこれを観ているまんじゅの隣には、自称受賞プランナーの口子(くちこ)=江本純子)。

世間へのまなざし、うらめし。
そこに、常に混迷の渦中にある己自身を連ねて連ねて絡まっての、この現実。
オカしいのは私か?この世の中か?あるいは。

TIMETABLE

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30
SAT
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SUN
11:30        
13:00        
14:00        
15:15        
17:30        
19:30    

※開場と受付開始、当日券の販売は、開演の30分前からの予定です。

CAST

  • 内田慈

    内田慈

    1983年生まれ。神奈川県出身。日本大学芸術学部文芸学科を中退後、演劇活動を開始。舞台、映画、ドラマ問わず一癖も二癖もある女性をリアルかつコミカルに演じ各作品に独特の説得力をもたらしている。近年の主な出演作に、NHK連続テレビ小説「まれ」、「みいつけた!」(デテコ役ほか)、「ハロー張りネズミ」、「江戸前の旬」(レギュラー)、「夜警」、映画『恋人たち』(監督:橋口亮輔)、『神と人との間』(監督:内田英治)、『ピンカートンに会いにいく』(主演/監督:坂下雄一郎)、『響-HIBIKI-』(監督:月川翔)などがある。

  • 笹野鈴々音

    笹野鈴々音

    中学生時代より「P.E.C.T.」「風琴工房」で劇団員として演劇活動を始め、桐朋学園芸術短期大学卒業後は舞台だけでなく、映画「遠くの空に消えた」(行定勲監督/2007)より映像作品にも幅を広げ、現在はフリーで活動中。
    舞台ではチェルフィッチュ、グリング、庭劇団ペニノ、など演劇界を代表する注目劇団のほか、故 松本雄吉氏、故 蜷川幸雄氏の演出作品にも出演。映画では「ぐるりのこと。」(橋口亮輔監督/2007)「トリハダ」(三木康一郎監督/2012)などがあり、2016年には東映「動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック!」でスーツアクターと声優へも挑戦。身長138cmの「鉄腕アトムと同じ身長」が売り物になっており、天使役から娼婦役まで幅広い役を演じ小柄ながら迫力のある存在感を存分に発揮する。

  • 遠藤留奈

    遠藤留奈

    ポツドール「愛の渦」「恋の渦」「夢の城」に出演、ポツドールヨーロッパツアーに全て参加。2011年より劇団THE SHAMPOO HATに所属し、「葛城事件」などに出演。近年の出演作は、三浦大輔演出、松坂桃李主演の舞台「娼年」、舞台「デーモン閣下の邦楽維新~妖気爛漫!坂口安吾~桜の森の満開の下」、映画「貞子vs伽椰子」伽椰子役、江本純子監督作品「過激派オペラ」、PV銀杏BOYZ「エンジェルベイビー」など。江本純子の醤油理論三部作『忘れていくキャフェ』『ぼくと回転する天使たち』『事務王1』に全て出演。

  • 江本純子

    江本純子

    2018年12月に生誕40年を迎える。趣味はDIY。敬愛する映画監督多数。夢は小豆島とフランスと東京の三拠点生活。主宰する財団、江本純子での演劇活動のほか、最近の出演作はProject Nyx『星の王子さま』、演出作は四国学院大学での滞在制作作品『レモネード・インセスト』、演劇女子部『ネガポジポジ』(DVD発売中!!)など。立教大学現代心理学部映像身体学科では兼任講師も。セゾン文化財団ジュニアフェローとして2008年から2013年の6年間助成を受け、2017年にはセゾン文化財団サバティカルとして海外充電する。帰国後は、毎日演劇作りの日々。過去には乃木坂46『16人のプリンシパル』、『ライチ⭐︎光クラブ』、『幕末太陽傳』などを演出。監督作品、映画『過激派オペラ』は現在DVDや配信等で視聴可能。

TICKETS

料金
前売 3500円
当日 3700円
『タキシード』とのセット 6500円  販売終了しました
取扱い
当サイトにて受付中
https://www.quartet-online.net/ticket/psncbdd

INFORMATION

上演場所
ギャラリー・ルデコ6F
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-16-3 髙桑ビル
公演に関するお問い合わせ
kegawazoku@junko-emoto.com

STAFF

票券:鈴木ちなを
web: rhythmicsequences

企画/製作:財団、江本純子