JUNKO EMOTO

STAGE

忘れていくキャフェ

財団、江本純子vol.12(醤油理論から始まる新しいセックスの形その2)

ぼくと回転する天使たち

公演日程
2018年5月23日(水)~27日(日)
上演場所
ギャラリールデコ4F
作・演出
江本純子
出演
中村 中 遠藤留奈 光瀬指絵 冨手麻妙 間瀬奈都美
金子清文 江本純子

チケット予約

「ぼく」にとって超絶美しいものは。

INTRODUCTION

続きを読む

4月〜6月にかけて、「醬油理論から始まる新しいセックスの形」と称して、3つの新作を発表しています。その1『忘れていくキャフェ』に続き、5月はその2『ぼくと回転するおんなたち』という作品を上演します。(6月は『事務王1』です)

醤油理論では、最高の「天然」と最高の「人工」の奇跡的な融合の瞬間を大事にしています。
最高の天然とは、例えば自然状態の美しさ、凄さです。でもこればっかりを追い求めていく究極は、原始的な生活を送ることになってしまうのですが、現代においてそれだけで人は生きていけません。世界に存在するあらゆる人工物と共に生きて行かなくてはならない。どうやって寄り添っていくか、その答えをいつも探しています。
自然が一番すごい存在とは思いません。自然に流れている時間と共に人間の人工の力は平等に存在していると思うのです。
人は自然の力の前に太刀打ちできないこともありますが、きっと人間の方がバケモノです。本当はもっと対峙できるはず。
でも、人工的な生活の中に身を置いていると、思考力も戦闘能力も退化している。その力を少しでも動かしていくことは醤油理論でやりたいことの一つです。

私はアンティークの家具を愛しています。
厳密にいうと家具に限った話ではないのですが、建物でも、人でも、時間の流れを刻んできたもの、そこに「天然」の豊かさを感じます。お金を払えば手に入るような量産されているモノには全く興味がないし、それらは人間から創造力を奪っていくだけの消費のための「商品」でしかないと嫌っています。
「商品」とは消費生活を合理的に行うために作られたものだと考えています。合理的であることや効率的にものごとを考えることは必要かもしれませんが、効率のために作られたシステムが必要ではないところにまで及んで、もはや完全に非効率な状態になっていることがある。そんな瞬間に立ち会った時の、悲しみといったらありません。
一方で、アンティークは合理的には絶対に生まれません。人の心と多大なる時間を経て、生まれる唯一のものです。時間をかけて耕さないといけない。こちらの問題は、とにかく、大変、ということに尽きます。こだわり過ぎて、めんどうくさいことになってしまうことがある。
今回は、そういう悪い方の「人工」と悪い方の「天然」が交わった場合の大変な悲劇的状態というか、苦しみ。それがまずあるところからが始まり。
でもそこを脱出して、何を提示すべきなのか、を考えました。ぶっ壊れていくセックスと性がヒントになるのではないかと、考えました。

その答えが、この作品の中にあります。

TIMETABLE

5 23
WED
24
THU
25
FRI
26
SAT
27
SUN
11:30        
13:00        
14:00        
15:15        
17:15        
19:30    

※開場と受付開始、当日券の販売は、開演の30分前からの予定です。

TICKETS

料金
前売 3800円
当日 4000円
立ち見(前売,当日共に) 3000円
取扱い
当サイトにて5月1日(火)正午より予約受付開始
https://www.quartet-online.net/ticket/mgfbgct

INFORMATION

上演場所
ギャラリー・ルデコ4F
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-16-3 髙桑ビル
公演に関するお問い合わせ
kegawazoku@junko-emoto.com

CAST

  • 中村 中

    中村 中(なかむらあたる)

    シングル「汚れた下着」(06)で歌手デビュー。2ndシングル「友達の詩」(06)で第58回 NHK紅白歌合戦に出場。4thアルバム『少年少女』(10)は第52回 輝く!日本レコード大賞にて優秀アルバム賞を受賞。最新作はアルバム『ベター・ハーフ』(17)。
    役者としての活動は『HEDWIG and the ANGRY INCH』(07/演 鈴木勝秀)、『ガス人間第1号』(09/演 後藤ひろひと)、『エドワード二世』(13/演 森新太郎)、『夜会vol.18/19「橋の下のアルカディア」』(14/16作・演 中島みゆき)、『マーキュリー・ファー』(15/演 白井晃)、『ベター・ハーフ』(15/17作・演、鴻上尚史)、『ライ王のテラス』(16/演 宮本亜門)、『ハダカ座公演vol.1「ストリップ学園」』(18/作・演 澤田育子)など。

  • 遠藤留奈

    遠藤留奈(えんどうるな)

    ポツドール「愛の渦」「恋の渦」「夢の城」など多数客演。ヨーロッパツアーには全て参加。三浦大輔演出、石田衣良原作、松坂桃李主演の舞台「娼年」にも出演。2011年THE SHAMPOO HATの劇団員となり、舞台「葛城事件」などに出演。最近の出演作は、舞台「デーモン閣下の邦楽維新~妖気爛漫!坂口安吾~桜の森の満開の下」、映画「貞子vs伽椰子」伽椰子役、江本純子監督作品「過激派オペラ」、PV銀杏BOYZ「エンジェルベイビー」など。江本純子の醤油理論第一作『忘れていくキャフェ』に出演。

  • 光瀬指絵

    光瀬指絵(みつせゆびえ)

    カムカムミニキーナ、猫のホテルを経て、2006年に脚本家・演出家の福原充則らと<ニッポンの河川>を旗揚げ。2007年より、ニブロール主宰・矢内原美邦の演劇企画に継続的に参加。2015年、俳優仲間と<スイッチ総研>を結成、所長に就任し総合演出を務める。各地の芸術祭や演劇祭に招聘され、その場ならではの作品を地域の俳優や市民と共におもに道ばたで開発上演し好評を得ている。現代口語劇から身体性の高い演劇まで、幅広い表現の場で活動。劇団、本谷有希子、東京デスロック、快快、ままごと、ミクニヤナイハラプロジェクトなど、出演多数。

  • 冨手麻妙

    冨手麻妙(とみてあみ)

    1994年3月17日生まれ。神奈川県出身。
    2009年に「AKB48 オーディション」に合格し芸能界入り。女優として生きることを決め、数多くの舞台を踏み経験を重ねる。15年に園子温監督と出会い、「新宿スワン」「みんな!エスパーだよ!」「リアル鬼ごっこ」など立て続けに出演し17年には「ANTIPORNO」で初主演を務めた。2018年4月から公開中の映画「娼年」(三浦大輔監督)ではろうあの少女・咲良を演じている。近い将来の夢は「NHK連続テレビ小説のレギュラー出演」。

  • 間瀬奈都美

    間瀬奈都美(ませなつみ)

    埼玉県出身。幼少期よりクラシックバレエ、ジャズダンスをはじめ、桐朋学園芸術短期大学芸術科演劇専攻にて演技、ミュージカルを学ぶ。主な出演作に舞台『ザ・デッド・エンド』、『ペール・ギュント』(白井晃演出)、ドラマ『ごめんね青春!』、『山本周五郎人情時代劇 お美津簪』、WEB CM『サッポロビール』、最近では横浜ダンスコレクションオープニングプログラム Nibroll『コーヒー』(矢内原美邦演出)などがある。江本純子の醤油理論第一作『忘れていくキャフェ』に出演。

  • 金子清文

    金子清文(かねこきよぶみ)

    1965年、東京生まれ。劇作家で僧侶上杉清文門下にてアングラ修行に勤しみつつ、田口トモロヲ、沼田元気に学び、末井昭を上司に「写真時代」編集部員兼荒木経惟のヌード撮影モデルを務めた頃も。以後、歌舞伎町台湾クラブママ・スーザン、大人計画、マシュマロ・ウェーブ木村健三との出会いを経て01年に江本純子にめぐり逢い、翌年年間100日の入院生活からの社会復帰後、03年以降の毛皮族作品にほぼ参加。ほかに舞台出演は「劇団ニッコリー」(座長)「劇団テヘラン」「吸血劇団チートルズ」「発見の会」「ブス会」「SWANNY」など。映画は「深夜食堂」「光」「雪子の部屋」「素敵なダイナマイトスキャンダル」など。

  • 江本純子

    江本純子(えもとじゅんこ)

    1978年、千葉県生まれ。
    2017年、セゾン・サバティカルの助成を受け、アイスランド、カナダ、ハワイにてたっぷり充電。小豆島での演劇活動も引き続き行っていきます。
    サバティカル後に作った『30分で愛は壊れていく』『あなたはわたしのシネマなの』『忘れていくキャフェ』の再演もそのうちに! 醤油理論3部作の後は『袋小路』と『ドレス』っていうホラー大爆笑2作品をそのうち制作予定。

STAFF

票券:鈴木ちなを
web: rhythmicsequences
宣伝ビジュアル:twominutewarning

企画/製作:財団、江本純子