JUNKO EMOTO

STAGE

あなたはわたしのシネマなの

財団、江本純子vol.10+Theater箱舟

あなたはわたしのシネマなの

公演日程
2017年12月22日(金)~24日(日)
上演場所
小豆島 Theater箱舟
作・演出
江本純子
出演
岩瀬 亮 島田桃依 呉城久美 松之木天辺 江本純子 佐久間麻由

Facebookページで、公演情報や気ままに創作日記のようなもの投稿しています。
https://www.facebook.com/cinemanano/

INTRODUCTION

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1、島で作品を作ることについて (江本純子)

2016年夏、小豆島の大部で 野外演劇を作りました。最初はわたしと佐久間麻由のふたりきりの無謀な演劇制作でしたが、ひと月の間に大部地区のみなさん、小豆島のみなさん、高松や日生方面のみなさんの協力を得て、劇が終わる頃にはたくさんのひとたちと演劇制作の時間を共有していました。これ、東京では経験できないやつでした。旅みたいな出会いに、作品作りと上演が その交流の密度を高めていく。渇望していた心も潤っていく。

東京と小豆島、距離は離れていますが、あの夏のことのことは、いつも心にあります。でも、出会ったままで、すみません、て思っていはます。わたしはまた、島のみなさんと演劇の時間を過ごしたい。島に行って、みんなに会いたい。

今年の春に島に移住した松之木天辺さんから、演劇を上演できる場所があると連絡をもらいました。天辺さんの作った文化芸術の小さな発信拠点、どんなところなのか、わたしはまだわかりません。どんなところだって大丈夫、島で演劇を発信する場所があるならば。 その場所から、島のみなさん、島よりももっと遠くのみなさんに向かって、わたしは演劇の仲間たちと共に手を振ります。わたしたちの発信に気がついたら、遊びにきてください。一緒に演劇の時間を楽しみましょう。旅人としては、新たな出会いもおおいに期待しています。

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2、わたしの人生に映画的瞬間を与えてくれた「あなた」へ (江本純子)

「ニュー・シネマ・パラダイス」という映画のラスト、映写技師の老人が少年のためにあらゆる映画のキスシーンだけをつなげた特別なフィルムを作っていて、それを少年が見る、というシーンがある。

島で生活していると映画的な情緒を感じるときがよくある。人の生活、誰かの人生、くたびれた建物、爽快な景色、言葉では説明できないあれこれ。あちこちに物語を感じる断片の数々が散らばっていて、それらとの遭遇も、わたしは島で生活して得た楽しみのひとつだ。総じて、そんな瞬間に対し、わたしの言葉では「映画を感じる」と言ったりする。だからわたしは、島には映画がよく似合う とよく思う。

島だけでなく、わたしの人生にもまた、映画を感じる瞬間はよく起こる。わたしの人生に関わってくれている、わたし以外のすべてのひとが「あなた」。あなたが、わたしのシネマになった瞬間を、ひたすら紡いでいくのが、今作。
そこで、ニュー・シネマ・パラダイスの映画技師をマネて、わたしは わたしの大好きな映画のワンシーンをたくさん引っ張り出して、わたしのシネマな瞬間を、表現していくつもり。それは、きっとわたしなりの愛情の物語になるはず。

島の人たちも わたしの人生に映画的瞬間を与えてくれた「あなた」です。

ややこしい説明はさておき、島の景色の中で映画を観たら気持ちいいだろうな、ってささいな願望から、演劇を作り始めてみます。
で、映画なの?演劇なの?ってややこしいかな、やっぱり。

CAST

  • 岩瀬 亮

    岩瀬 亮(いわせりょう)

    1980年生まれ、茨城県出身。05年『SEX GANG CHILDRE』にて舞台デビュー後、ポツドール、ハイバイ、劇団サンプルなどの舞台で活動。『ディストラクション・ベイビーズ』(16/真利子哲也監督)、『過激派オペラ』(16/江本純子監督)など映画での活動もしており、主演した日韓合作映画『ひと夏のファンタジア』(16/チャン・ゴンジェ監督)に続き、韓国で公開された『最悪の一日』(16/キム・ジョングァン監督)も異例の大ヒットをみせた。フリーランス。

    主な出演作品
    ハイバイ『ハイバイ、もよおす』『リサイクルショップKOBITO』『ポンポン』
    ポツドール 『愛の渦』『顔よ』『人間❤失格』
    蓬莱竜太作品『星回帰線』『正しい教室』
    劇団サンプル『女王の器』『ゲヘナにて』
    smartball『The Perfect Drug』『My Legendary Girlfriend』

    江本純子作品
    『幕末太陽傳』『黒い三人のこども』『30分で愛は壊れていく』

  • 島田桃依

    島田桃依(しまだももい)

    2004年「庭劇団ペニノ」で初舞台を踏む。その後、様々な劇団に客演。2010年「青年団」入団。2016年江本純子作品に初めて出演する。
    今まで「城山羊の会」ふじきみつ彦プロデュース「Taro the dark」「射手座の行動」「根本宗子特別企画」「玉田企画」「水素74%」「劇団宝船」「悪魔のしるし」「乞局」「テスト・サンプル」「岡崎藝術座」「五反田団」「鉄割アルバトロスケット」などに客演。

    主な出演作品
    庭劇団ペニノ『大きなトランクの中の箱』『誰も知らない貴方の部屋』『苛々する大人の絵本』
    青年団『バルカン動物園』『マッチ売りの少女たち』
    城山羊の会『水仙の花 narcissus』『身の引きしまる思い』

    江本純子作品
    『黒い三人のこども』『30分で愛は壊れていく』

  • 呉城久美

    呉城久美(くれしろくみ)

    1986年生、大阪府出身。大学在学時に演劇をはじめ、京都を拠点とし、各地で活動。拠点を東京に移し、芸能プロダクションjungleに所属。出演作にはNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(キアリス社員開発宣伝部佐藤久美子役)『ひよっこ』(優子の義理姉役)他今年はドラマを中心に活躍。今後、CM、映画の出演作が控えており幅広い活躍が期待される。

    主な出演作品
    メイシアタープロデュース『グッドバイ』
    ロロ『夏も』
    劇団子供鉅人『重力の光』
    ピンクリバティ『艶やかなマチルダ』

    江本純子作品
    『30分で愛は壊れていく』

  • 松之木天辺

    松之木天辺(まつのきてっぺん)

    1998年より2004年まで「オペラシアターこんにゃく座」の歌役者として活動。2004年より、コンテンポラリーダンス界のゴッドマザー・黒沢美香率いる「黒沢美香&ダンサーズ」、2006年より、井手茂太率いる「イデビアン・クルー」のダンサーとして踊りつつ、小劇場から大劇場まで幅広く出演。2010年、自身が監督・脚本・音楽を手がけた映画『パブの中』を発表。2012年、福田転球・高木稟氏らとコント劇団「マサ子の間男」を結成。2017年4月、小豆島へ移住。現在は、東京と島を行き来しながら、小豆島で「Theater箱舟」と「民泊teppen」を運営し、創作活動を行う。
    2017年冬、江本純子にダイレクトメッセージを送り、「財団、江本純子」を小豆島に招聘。江本作品に初参加する。

    主な出演作品(舞台・映画)
    美輪明宏演出『黒蜥蜴』
    串田和美演出『もっと泣いてよフラッパー』
    山本耕史演出 ロックミュージカル『ゴッドスペル』
    山田和也演出 ミュージカル『ジキル&ハイド』
    河原雅彦演出 歌喜劇『市場三郎~温泉宿の恋~』
    木村龍之介演出 カクシンハン『ハムレット』
    松村武演出 青蛾館 寺山音楽劇『中国の不思議な役人』
    今泉浩一監督『初戀』(主演) 第58回ベルリン国際映画祭パノラマ部門招待作品

  • 江本純子

    江本純子(えもとじゅんこ)

    主な出演作品
    ポツドール『愛の渦』
    野田秀樹作 松尾スズキ演出『農業少女』
    シアターコクーン+大人計画『ふくすけ』
    日本・シンガポール・インドネシア 国際共同制作『三代目、りちゃあど』
    演劇女子部『一枚のチケット 〜ビートルズがやって来る〜』

  • 佐久間麻由

    佐久間麻由(さくままゆ)

    神奈川県出身。 特技は一輪車で、かつて全日本一輪車競技大会で準優勝を獲得。 2003年のMBSドラマ30『ショコラ』の高木小豆役でドラマデビュー。その後女優・タレントとして活動。 ドラマや映画では、激しく生きる女性を演じ、CMでは優しさと可愛らしさを見せ、舞台ではその容姿を活かし少女役から女子高生役、実年齢の大人まで幅広く演じる器用さを持っている。
    2016年、演劇作品を上演するための場所を追究していくプロジェクト「できごと」を江本純子と共に始動。2月に東京都内にあるセットデザイナーの作業場にて「二月のできごと」、8月に小豆島大部の造船所跡地にて「大部のできごと」をプロデュースした。

    主な出演作品(映画・ドラマ・舞台)
    映画:『過激派オペラ』『日本で一番悪い奴ら』『ロマンス』
    ドラマ:『嬢王3』(テレビ東京)『インディゴの夜』』東海テレビ)
    舞台:HEADS『を待ちながら』、贅沢貧乏『ハワイユー』、ハイバイ『て』、ベッド&メイキングス『墓場、女子高生』

    江本純子作品
    『幕末太陽傳』『人生2ねんせい』『売るものがある性』『常に最高の状態』『黒い三人のこども』『とうちゃんとしょうちゃんの猫文学』

TIMETABLE

12 22
FRI
23
SAT
24
SUN
14:00  
19:00  

TICKETS

料金
大人 2,000円
学生 1,000円
12才以下 無料

EVENT

いつでも Theater箱舟に遊びにきてね(無料)

・12月11日(月)〜20日(水) 稽古場見学自由
 お構いはできませんが、お気軽にどうぞ!
・12月15日(金)19:00 トークイベント「小豆島から発信する」
 江本純子が島の誰かを呼んでおしゃべりします。

INFORMATION

会場
Theater箱舟
〒761-4421香川県小豆郡小豆島町苗羽甲9-4
お問い合わせ
Theater箱舟 teppen@m.email.ne.jp / 070-6655-9404
Facebookページ
https://www.facebook.com/cinemanano/
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STAFF

制作:財団、江本純子+Theater箱舟
制作協力:シアター・デザイン・カンパニー(高松)
後援:小豆島町教育委員会